COLUMN
マネヲタ堤のコラム

【2025年版】ANAマイルの貯め方完全ガイド!初心者でも年間10万マイル貯める最強の裏ワザ

2025/09/18

「いつかビジネスクラスで海外旅行に行ってみたい…」 

「マイルを貯めて、お得に国内旅行を楽しみたい…」

そう思いながらも、「マイルなんて、出張が多い人やお金持ちじゃないと貯まらないでしょ?」と諦めていませんか?

かつての僕もそうでした。飛行機に乗るのは年に1、2回。クレジットカードのポイントも、気づけば有効期限切れ。

そんな私が、ある「コツ」を知ったことで、年間10万マイル以上を貯められるようになり、夢だったビジネスクラスでの旅行を実現できました!

この記事では、特別な出張や多額の決済がなくても、普段の生活を少し工夫するだけでANAマイルが劇的に貯まる方法を僕の実体験を交えながら余すところなくお伝えします。

読み終える頃には、「自分にもできるかも!」とワクワクしているはず。皆さんも「マイルで旅する生活」への第一歩を踏み出しましょう。

 

【基本のキ】まだ持っていないなら始まらない!ANAカードは全ての土台

裏ワザの紹介の前に、絶対に避けては通れない基本中の基本からお話しさせてください。

それは「ANAカードを持つこと」です。

正直なところ、ANAカードなしでマイルを効率的に貯めるのは、バケツに穴が空いたまま水を汲むようなもの。

なぜなら、マイルを貯めるあらゆる場面で、このカードが威力を発揮するからです。

・フライトで貯まる: ANA便の搭乗で通常のフライトマイルに加え、区間基本マイルの10%~25%のボーナスマイルが加算されます。

・日常の支払いで貯まる: コンビニでの買い物、スーパーでの食費、ネットショッピング、携帯電話料金…。これら全ての支払いをANAカードに集約するだけで、利用額に応じてマイルが貯まっていきます。

「でも、クレジットカードって色々あって選べない…」という方もご安心ください。

まず最初の1枚としておすすめなのは、以下の2つです。

1.ANA JCB 一般カード: 年会費が初年度無料(2年目以降も条件付きで割引あり)と持ちやすく、基本的な機能が揃ったバランスの良い一枚。まずはここから始めるのが王道です。

2.ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード): 東京メトロに乗る機会が多い方なら絶対に持っておきたいカード。乗車ポイントだけでなく、後述するポイントサイトからの交換ルートでも重要な役割を果たします。

重要なのは、「意識せずともマイルが貯まる仕組み」を最初に作ってしまうこと。 

そのための最強の武器がANAカードなのです。

 

ANAマイルを倍速で貯める最強の裏ワザ5選

お待たせしました。ここからが本題です。

ANAカードという土台の上に、これから紹介する5つの「裏ワザ」を積み重ねていくことで、あなたのマイルは面白いように加速していきます。

裏ワザ①:ポイントサイト(ポイ活)で爆発的に貯める【最重要】

もし、あなたがまだポイントサイトを活用していないなら、非常にもったいないことをしています。

はっきり言って、陸でマイルを貯める(飛行機に乗らずにマイルを貯める)活動、通称「陸マイラー」の常識であり、最もマイルを稼げる方法がこれです。

「ポイ活って、なんだか怪しい…」と感じるかもしれませんが、仕組みは至ってシンプル。企業が広告費をポイントサイトに支払い、私たちはそのサイト経由でサービスを利用することで、広告費の一部をポイントとして還元してもらう、というものです。

▼どれくらい貯まるの?高額案件の例

クレジットカード発行: 5,000〜20,000ポイント(約3,750〜15,000マイル)

・証券・FX口座開設: 10,000〜30,000ポイント(約7,500〜22,500マイル)

・ネットショッピング: 購入額の1%〜10%

いかがでしょうか。

クレジットカードを1枚発行するだけで、ハワイ往復特典航空券(レギュラーシーズンで40,000マイル)の半分近くが貯まることもあるのです。

▼初心者におすすめのポイントサイト

・ハピタス: シンプルで分かりやすく、初心者でも安心して使える定番サイト

・モッピー: 案件数が豊富で、ANAマイルへの交換キャンペーンを頻繁に実施

▼最重要!ANAマイルへのおすすめ交換ルート

貯めたポイントは、直接ANAマイルに交換すると交換率(レート)が下がってしまうことが多いです。

そこで、少し手間をかけてでも高レートで交換できるルートを使うのが上級者のテクニック!!

2025年現在、主流となっているのは以下のルートです。

【TOKYUルート】(交換率75%) 

各ポイントサイト → ドットマネー or PEACHポイント → TOKYU POINT → ANAマイル

このルートを使うには、先ほど紹介した「ソラチカカード」とは別の「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」が必要になります。

少し複雑に感じるかもしれませんが、「ポイントはいくつかのサイトを経由させるとお得になる」とだけ覚えておけば大丈夫。この一手間が、最終的に数千、数万マイルの差を生むのです。

裏ワザ②:ふるさと納税で「節税+返礼品+マイル」の三重取り

毎年なんとなく行っている、あるいはまだやったことがない、という方も多い「ふるさと納税」。これもマイル獲得の絶好のチャンスです。普通に寄付するだけではもったいない。必ず「ポイントサイト経由」で行いましょう。

▼マイル三重取りの具体的な手順

1.ハピタスなどのポイントサイトにログインします。

2.サイト内の検索窓で「楽天ふるさと納税」や「ANAのふるさと納税」を検索し、「ポイントを貯める」ボタンをクリックして納税サイトへ移動します。

3.好きな返礼品を選び、寄付手続きを行います。

4.支払いはもちろんANAカードで行います。

たったこれだけで、

1.ポイントサイトのポイント(寄付額の1%〜数%)

2.ふるさと納税サイトのポイント(楽天ポイントなど)

3.ANAカードの決済マイル(100円=1マイルなど)

これら3つのマイル(またはマイルに交換できるポイント)を同時に獲得できます。5万円を寄付した場合、これだけで1,000マイル以上を獲得することも可能です。

どうせ払う税金なら、マイルに変えてしまいましょう。

裏ワザ③:日常の移動をマイルに変える「ANA Pocket」

「え、歩くだけでマイルが貯まるの?」 そんな夢のようなアプリが「ANA Pocket」です。

このアプリは、徒歩、自転車、電車、車など、あらゆる日常の移動距離に応じてポイントが貯まり、それをマイルに交換できるという画期的なもの。

ANA Pocketには無料プランもありますが、本気でマイルを貯めるなら月額550円の「ANA Pocket Pro」プラン一択!

・無料プラン: 貯まったポイントをANAスカイコイン(航空券やツアー代金に使える)にしか交換できない

・Proプラン(月額550円): ポイントをANAマイルに交換可能。交換効率も格段に良い

例えば、毎日通勤や買い物で10km移動する人なら、1ヶ月で7,000ポイント以上貯めることも十分可能。

これをマイルに交換すれば約700マイルになります。月額550円のコストを差し引いても、十分にお得です。

僕もこのアプリを使い始めてから、一駅手前で降りて歩いてみたり、休日に散歩に出かけたりするモチベーションが格段に上がりました。健康にもなってマイルも貯まるなんて、まさに一石二鳥だと思いませんか?

 

裏ワザ④:出張・旅行は「ANAトラベラーズ」で予約する

飛行機に乗る出張や旅行は、もちろんマイル獲得のビッグチャンス。しかし、多くの人がフライトマイルのことしか頭にありません。本当にもったいない!

ホテルやパッケージツアーの予約も、ANAのサービスを使えばさらにマイルが貯まります。それが「ANAトラベラーズ」です。

ANA公式サイトからアクセスできるこのサービス経由でホテルを予約すると、宿泊代金100円につき1マイルが貯まります。さらにANAカードで支払えば、もちろん決済マイルも加算されます。

【例】1泊2万円のホテルにANAカードで宿泊した場合

・ANAトラベラーズ ホテル利用マイル:200マイル

・ANAカード決済マイル:200マイル

・合計:400マイル

これを楽天トラベルやじゃらんで予約していては、このマイルは手に入りません。出張や旅行の際は、「まずANAトラベラーズをチェックする」という習慣をつけるだけで、年間数千マイルの差が生まれます。

裏ワザ⑤:固定費の支払いで自動的にマイルを貯め続ける

最後に紹介するのは、一度設定してしまえば、あとは自動的にマイルが貯まり続ける「仕組み化」のテクニックです。それは、毎月必ず発生する「固定費」の支払いを、すべてANAカードに切り替えること。

▼ANAカードで支払うべき固定費リスト

・家賃(カード払い対応物件の場合)

・水道光熱費

・携帯電話・インターネット通信費

・生命保険・自動車保険などの保険料

・新聞購読料

・Netflix、Amazon Primeなどのサブスクリプションサービス

・国民年金保険料

・各種税金(ふるさと納税以外も含む)

これらを合計すると、毎月10万円以上になる家庭も多いのではないでしょうか。仮に月15万円の固定費をANAカード(100円=1マイル換算)で支払ったとすると、

1,500マイル × 12ヶ月 = 18,000マイル

これだけで、ローシーズンなら東京-沖縄間の往復特典航空券に交換できてしまうのです。あなたが寝ている間も、仕事をしている間も、マイルは自動的に貯まり続けます。

これこそ、最強の不労所得ならぬ「不労マイル」です。

【注意点】貯めたマイルを無駄にしないために

最後に、せっかく貯めたマイルを失わないための注意点を一つだけ。ANAマイルには獲得から「3年間」という有効期限があります。 

「3年もあるなら大丈夫」と思っていても、意外とあっという間です。定期的にマイル残高と有効期限をチェックする習慣をつけましょう。

今日から始める、特別な体験への第一歩

ここまで、ANAマイルを倍速で貯める具体的な5つの裏ワザを紹介してきました。

・裏ワザ①:ポイントサイト(ポイ活)で爆発的に貯める

・裏ワザ②:ふるさと納税でマイルを三重取りする

・裏ワザ③:日常の移動をANA Pocketでマイルに変える

・裏ワザ④:出張・旅行はANAトラベラーズで予約する

・裏ワザ⑤:固定費の支払いを集約し、自動で貯める

最初は少し面倒に感じるかもしれません。しかし、一度この仕組みを作ってしまえば、あとはあなたの生活そのものがマイルを生み出す「資産」に変わります。さあ、今日から何をはじめますか? 

まずはこの記事を参考に、年会費無料のANAカードを1枚発行し、ポイントサイトに登録してみましょう。

それが、あなたの日常を「特別な体験」に変える、最も確実でワクワクする第一歩です。